さかだち日記 第13日 【週の総括】

2018年8月25日

しらふで過ごす夜

2週間が過ぎた。
第13日なのに2週間。8月11日が最新の飲酒なので正確には14日間連続でアルコールを飲んでいない。
昨日は疲れていたせいかすぐ寝てしまった。それより酒を飲まなくとも疲れる事実を知ったのは驚き。
意外にもワインが恋しいと思うことが少ない。
全くないのではなくて、iPhoneで撮ったワインの写真を整理していると飲みたい気分になったり、味を思い出して購買行動に移りそうになったりする程度だ。
ストックしてもらっているワインを、いつのタイミングで飲めばいいのかが当面の課題だ。
夜、ゴルフの練習に行ってみたけれど帰り道に電燈がともされている道を車で走り抜けると感動する。リーガルにハンドルを握っていいんだ。普段の夜に運転できるなんて少し躊躇しちゃう。
最近、2000年にあることがきっかけで11日間ほどベトナム・シンガポールに一人で旅をしてきた旅行記が出てきた。
残念なことだが、それ以前の旅行記は前妻に葬り去られてしまったのでどこにもない。
仕事以外で同じ国を二度以上旅することはないけれど、もう一度ベトナムに行こうかと画策してしまいそうだ。いい思い出と同じ体験をしたいと思うのだが実際は期待外れになるんだろうなと思う。
路地裏で食べた串焼きの味がよみがえる。
そういえば、焼鳥を食べたいと思わなくなってきた。
理由は分からないが、今のところ食べたい方向に舌もハートも向いていない。

いくつかの国に行ったことがあるが、日本ほど夜に酔っ払いが多い国はない。
週末の新橋は夜になるとスーツ姿の酔っ払いが大勢いるが、あれほど酷く酔っぱらって電車に乗って帰る文化は特殊と言ってもおかしくない。
日本人はシャイなのか酒を飲んで話すことを本音トークと理解する。
それが本当に本音だったら、僕は何回結婚すればいいのだろうか?
ところが、昨年の秋口にラスベガスに行ったとき、大きく変化したなと感じたのはストリップ通り(脱ぐ意味ではなくて布切れ通り的な意味の通り名)を歩く観光客のほとんどが、観光用のドデカいテキーラを片手に酔っぱらって大声で叫んで楽しんでいる。
まあラスベガスだからだろう。

総括と言いながら何もまとまっていない。
さかだちは続く